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認知症ライフパートナー検定3級の試験対策と合格へのステップ

認知症ライフパートナー検定試験3級の分析と対策

こんにちは。今回は、認知症ライフパートナー検定試験3級の分析と対策についてお話ししたいと思います。この試験は、認知症の方とその家族に寄り添うことができる人材を育成するために実施されているものです。試験内容は、認知症の基礎知識やケアの方法、権利擁護や社会資源など、幅広くカバーしています。ぜひ読んでみてください。

 

まず、第23回試験と第24回試験の結果を見てみましょう。第23回試験は合格率が最も高かったのですが、問題のレベルは通常と変わりませんでした。コロナ禍の影響で受験者が少なかったことも関係しているかもしれませんね。第24回試験は合格率が50%と低かったのですが、問題のレベルも他の試験と同じくらいだったと思います。合格率は受験者の状況によって変動することがあるので、過去のデータに頼らず自分自身でしっかり勉強することが大切です。

次に、出題傾向を見てみましょう。テキストは5章からなっていますが、特に第1章からの出題が多いことがわかります。第1章は「高齢社会の現状と生活環境」について学ぶ章です。これは認知症ケアに関わる人なら知っておくべき基本的な事項ですし、一般常識レベルでもあります。今後もこの章から出題される可能性は高いでしょう。

第2章は「認知症と家族」について学ぶ章です。認知症の家族とどう向き合えばよいか、在宅でどうケアすればよいかなど、非常に重要な内容が含まれています。特に【第15問】【第16問】はこの章から出題された問題でしたが、両方とも正解したいポイントです。

第3章は「認知症とその原因」について学ぶ章です。認知症の種類や診断方法、予防や治療などについて理解する必要があります。この章から出題された問題は【第27問】【第28問】でしたが、比較的易しい内容だったと思います。

第4章は「アクティビティ・ケアの実際」について学ぶ章です。認知症の方に適切なアクティビティを提供する方法や効果について学びます。この章からは毎回、各節から出題されることが多いので、全体に目を通しておくことが必要です。特に【第35問】は「レクリエーションを用いたかかわり」に関する問題でしたが、基本的な内容が多かったので、全問正解できる力が求められます。

第5章は「権利擁護のための制度」について学ぶ章です。認知症の方の権利を守るために必要な制度や社会資源について学びます。この章から出題される問題は難易度が高いことが多いので、注意が必要です。特に【第36問】【第40問】【第41問】はこの章から出題された問題でしたが、ぜひとも正解したいところです。

最後に、テキストの「用語解説」や「図表中の説明」から出題されることもあります。これらは試験の範囲内なので、しっかり覚えておく必要があります。また、「コラム」から出題されることもあります。国際生活機能分類ICFなど難しい内容もありますが、目を通しておくことをおすすめします。

以上が、認知症ライフパートナー検定試験3級の分析と対策についての私の考えです。この記事があなたの勉強の参考になれば幸いです。試験に向けて頑張ってくださいね。それではまた。

 

検定試験についてより詳しくはこちら

 

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